あなたはサスペンスもの、好きですか?きっと好きだから、ここへたどり着いたのでしょう。
そんなあなたに、筆者がおすすめしたい洋画サスペンス映画を勝手なランキング形式で紹介していきます。
今回サスペンス映画の定義として『緊張感・不安感・恐怖感』。それに加えて『どんでん返し』……この4つを筆者が多く感じたものから選んでおります。
ネタバレは含まずあらすじのみ紹介していきますので、安心して下へとお進みください。
本記事では王道から隠れた名作まで、洋画枠の中から新旧問わず厳選しました。知らない作品ならこれからの参考に、視聴済みの作品は「あーこんなんだったな」と思い出しながらご覧ください。
※ホラー要素も含みますのでご注意を。
どんでん返しが凄いサスペンス映画おすすめランキング!【ネタバレなし】
ここからはランキング形式で、どんでん返しが凄いサスペンス映画ベスト9を発表していきます。あらすじと注目ポイントを順に紹介していきますので、気になった作品があればメモメモしましょう。
一気に9位から1位までずらーっと書いちゃいますので、興味がないものは次へ次へと飛ばしてください。
ではもう、さっそくいっちゃいましょう。
【第9位】『ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ』
精神科医デビッドの妻アリソンが自殺し、9歳の娘エミリーは周囲に心を閉ざし、“チャーリー”という友人を持つようになる。
デビッドは“チャーリー”を、心に痛みを持つ子供が生み出した想像上の友人だと考えるが、チャーリーのイタズラは次第にエスカレートしていく。
(引用:映画.com(htps://eiga.com/movie/23363/)
どんでん返し度:★★★★
まずは手始めにどうぞ。
第9位は映画『ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ』です。
筆者はこれを小説から入りました。確か小学生のころに買ってもらい読んだのですが、もう文字だけでむちゃくちゃ怖い。
姿の見えない謎の友だちチャーリー。彼の正体が少しずつ明らかになる迫りくる恐怖。エミリーが「チャーリーチャーリーチャーリー」って連呼するところはちびりそうでした。
2005年に制作されたこの作品は、ロバート・デ・ニーロが精神科医である父親を演じております。
そしてなんといっても凄いのが、娘役のダコタ・ファニング!名子役である彼女の演技は必見です。どんな人生歩んだらその年齢でそんな顔できるの?と驚くことでしょう。
【第8位】『オリエント急行殺人事件』
トルコ発フランス行きの寝台列車オリエント急行で、富豪ラチェットが刺殺された。教授、執事、伯爵、伯爵夫人、秘書、家庭教師、宣教師、未亡人、セールスマン、メイド、医者、公爵夫人という目的地以外は共通点のない乗客たちと車掌をあわせた13人が、殺人事件の容疑者となってしまう。そして、この列車に乗り合わせていた世界一の探偵エルキュール・ポアロは、列車内という動く密室で起こった事件の解決に挑む。
(引用:映画.com(htps://eiga.com/movie/86304/)
どんでん返し度:★★★★★
次はイケメンで一旦落ち着きましょう。我らがジョニー・デップの登場です。(殺人事件の被害者役ですが。)
第8位は映画『オリエント急行殺人事件』です。
こちらは9位とは打って変わって王道ミステリー系の作品となります。
寝台列車という閉鎖的空間で起こる殺人事件。これ聞くだけでもうワクワクが止まりません。不謹慎?
私はジョニー・デップ様の名前に釣られてホイホイ視聴しましたが、出演時間が少なくて悲しかったのはいい思い出。
ウィレム・デフォーやペネロペ・クルスなど他にも豪華キャストが勢ぞろいで、面白くないわけがない映画と言えるでしょう。
アガサ原作の殺人事件、ぜひ一緒に推理してみましょう。多分無理です。
【第7位】『ゲット・アウト』
アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた。その翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに出席したクリスは、参加者がなぜか白人ばかりで気が滅入っていた。そんな中、黒人の若者を発見したクリスは思わず彼にカメラを向ける。しかし、フラッシュがたかれたのと同時に若者は鼻から血を流し、態度を急変させて「出て行け!」とクリスに襲いかかってくる。
(引用:映画.com(htps://eiga.com/movie/86610/)
どんでん返し度:★★★★★★
低予算ながら大ヒットを獲得した、米国芸人さんが監督の本作品。
第7位は映画『ゲット・アウト』です。
こちらは人種差別が深いテーマとなっており、そういった作品が苦手な方は次へお進みください。
といっても内容が凄い。
映画の中に散りばめられた多くの“違和感”たちを紹介。
彼女の実家を訪れた主人公クリス、彼女の父親は「黒人に偏見は無い」と優しい表情に安堵。でもこの家の使用人たちはみんな黒人だったり……。なんで?
実家のパーティーに参加していた穏やかそうな黒人男性。彼はカメラを向けられた途端、鼻血を出して「出ていけ(Get out)!」と叫んだり……。なんで?
家政婦の女が夜中にじっと、窓を見つめている姿は恐怖以外ありません。
【第6位】『ミスト』
その夜、激しい風雨と共に雷鳴が轟き、町を嵐が襲った。湖のほとりに住むデヴィッドは、妻のステファニー、5歳の息子ビリーと地下室に避難していた。翌日は晴天。しかし、デヴィッドは湖の向こう岸に発生した霧の壁を見て不安になる。それは不自然にこちらに流れてくるのだ。息子と共に買出し出掛けたデヴィッドは妻に連絡を取ろうとするが、携帯電話も公衆電話も不通になっている。スーパーマーケットの中へと入ると店内は大混雑。すると突如大きな地震に襲われ、外は霧に囲まれて身動きが取れないまま、彼らは店内に閉じ込められてしまう…。
(引用:Amazon.co.jp(www.amazon.co.jp/dp/B0743K318M)
どんでん返し度:★★★★★★
さあここへきて超王道がきましたよ。観たことがある人も多いはず。
第6位は映画『ミスト』です。
後味の悪さだけなら、映画界でもトップクラスなのではないでしょうか。
その分、視聴は自己責任でお願いいたします。そして視聴後はお酒でも飲みながらあーだこーだ語りませんか。
人生の選択とは、きっとタイミングが全て。さっきまでは正解だったはずの道が、数秒後には不正解へと変わってしまう。
引き返せない時間を生きる上での葛藤、非情さが上手く表現されている作品だと思います。
またパニック状態でスーパー店内に避難した人間たち。ここにも人間の汚さや欲望が現れていて、思わず目をつぶりそうになりました。
一度観てしまうと、結末を知らない人へニヤニヤしながら教えたくなる。そんな映画です。
【第5位】『レザボア・ドッグス』
宝石店を襲撃するため寄せ集められた黒スーツ姿の6人の男たち。彼らは互いの素性を知らず、それぞれ「色」をコードネームにして呼び合う。計画は完璧なはずだったが、現場には何故か大勢の警官が待ち伏せており、激しい銃撃戦となってしまう。命からがら集合場所の倉庫にたどり着いた男たちは、メンバーの中に裏切り者がいると考え、互いへの不信感を募らせていく。
(引用:映画.com (https://eiga.com/movie/50821/)
どんでん返し度:★★★★★★★
あのタランティーノが監督を務めた記念すべき初作品。
第5位は映画『レザボア・ドッグス』です。
今作品はサスペンスの中でも、犯罪や事件を描いたクライムサスペンス映画です。
宝石強盗を企てる男たち、無事成功したかに見えて外出たら警察がいっぱい。誰かが裏切ったのか……?
そんなストーリーなのですが、1つの作品の中で時間軸を上手く使い、それぞれの感情やたくらみを描写してあってドキドキが止まりません。
何よりキャラクターがかっこよいのです。スーツ男子好き必見ですよ!
衝撃すぎるラストは、◎△×■☆↑●▽……。見てのお楽しみ。
【第4位】『ヴィジット』
休暇を利用して祖父母の待つペンシルバニア州メインビルへとやってきた姉妹は、優しい祖父と料理上手な祖母に迎えられ、田舎町での穏やかな1週間を過ごすことに。祖父母からは、完璧な時間を過ごすためにも「楽しい時間を過ごすこと」「好きなものは遠慮なく食べること」「夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと」という3つの約束を守るように言い渡される。しかし、夜9時半を過ぎると家の中には異様な気配が漂い、不気味な物音が響き渡る。恐怖を覚えた2人は、開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまうが……。
(引用:映画.com (https://eiga.com/movie/82414/)
どんでん返し度:★★★★★★★★
これでもかとシャマラン節が炸裂した、爆裂どんでん返しが見物。
第4位は映画『ヴィジット』です。
こちらは筆者も大好きな映画監督、ナイト・M・シャマラン作品です。
初めて会う祖父母の元を訪れた(Visit)少年少女。一見優しそうな祖父母は、なんかおかしいんですよね。
第7位で紹介した映画『ゲット・アウト』にも通ずるような大きい違和感、それを上手いこと表現されてしまったため視聴中はずーっと怖いのです。
特に床下で妹に起こった出来事なんてもう……。
エンディング間近になりだんだんと違和感の正体が明らかになっていくたび、きっと人間というものの恐ろしさを味わうことになるでしょう。
そしてとりあえずオカンしっかりしろな作品でもあります。
【第3位】『エスター』
赤ん坊を死産で失い、悲しみに暮れていた夫婦ケイトとジョンは、養子を迎えようとある孤児院を訪れる。そこで出会った少女エスターに強く惹きつけられた2人は、彼女を引き取ることに。しかし、日に日にエスカレートするエスターの不気味な言動に、ケイトは不安を覚え始める。
(引用:映画.com (https://eiga.com/movie/82414/)
どんでん返し度:★★★★★★★★★
「この人なんかおかしい」系の教科書のような作品。
第3位は映画『エスター』です。
子どもが欲しい夫婦が孤児院で出会った、他とは違う雰囲気の少女。
かわいらしくも寂しげで、どこか大人っぽいその少女の名前はエスターです。ここでタイトル回収。
首にはリボンを巻いて、時代錯誤のふりふりお洋服を好み……しまいには父であるはずのジョンにお色気作戦を決行。
ん?この子、ちょっとおませさんなの?
いやいやとんでもない。その正体を知れば可愛かった少女が不気味に思えてくるでしょう。
こちらの作品もアメリカ子役の凄さと恐ろしさを痛感しました。
【第2位】『リミット』
地中の箱に閉じ込められた男の脱出劇がほぼ全編暗闇の中で描かれる異色シチュエーション・スリラー。イラクでトラック運転手として働くアメリカ人ポールは、ある日突然何者かに襲撃され、気づくと地中深くに埋められた棺の中にいた。手元にあるのは携帯電話、ライター、ナイフ、ペン、酒、そして残り90分の酸素のみ。タイムリミットが迫るなか、ポールは必死に脱出を試みるが……。
(引用:映画.com (https://eiga.com/movie/55616/)
どんでん返し度:★★★★★★★★★
我こそはという「閉所恐怖症」の皆さま!出番ですよ!
第2位は映画『リミット』です。
冒頭から狭い箱の中に閉じ込められ、そんなシチュがラストまで続きます。
ギリギリ男が一人寝ころべるだけの、まさに棺のような箱。そんな中でどうやって話を広げるというのでしょう。
これはね、もう……閉所恐怖症殺しの映画。筆者もそっちの意味でガクブルでした。
なぜ箱の中に?ていうか狭い?酸素うすくない?とか考えだすともうパニックになるような、そんな作品です。
しかもラストなんて、とんでもないですよ~。絶対観てください。面白いです。
【第1位】『SAW ソウ』
老朽化した巨大なバスルームで目覚めた互いに面識のない2人の男は「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」というゲームを強要される。だが誰が何の目的で? 一方で、この犯人が他の被害者たちにもカミソリワイアーを張り巡らした密室、顎を砕くヘッドギアなどを用いた究極のゲームを仕掛けていたことが判明していく。
(引用:映画.com (https://eiga.com/movie/1629/)
どんでん返し度:★★★★★★★★★★
ジェームズワン監督、絶対アタマオカシイ。(誉め言葉)
第1位は映画『SAW ソウ』です。
今って『○○ゲーム』的な、謎の主催者による死のゲーム、みたいなのってたくさんあるじゃないですか。
映画『SAW ソウ』は、そんな作品たちのおおもとであり走りなんじゃないでしょうかね。当時めちゃくちゃ斬新だったと思いますよ、このスタイル。
そして、とにかくグロいのなんの。グロテスク苦手な人はやめたほうが無難でしょう。SAWシリーズは何作も出ていますが、筆者はこのシリーズ1作目こそが至高だと思います。シンプルで、グロくて、最後はどんでん返し。ハイ完璧。
こちらも超人気作で有名なので、観たことある人も多いでしょうが……。サスペンスを語るうえでどうしても外したくありませんでした。なので1位です。
まとめ:サスペンス映画は「日常に退屈した」あなたにおすすめ
全作品、どんでん返しがあると分かっていても面白い。というか絶対オチが想像つかないであろう作品ばかりです。
いかがでしたか?観たくなるやつ、ありましたでしょうか。
それとも全部視聴済み?それならコメントで一声おかけください。
すぐさま“サスペンス映画おすすめランキング”パート2を作成します。(笑)
まだまだおすすめ映画は尽きませんので、どちらにしても次の機会といたしましょう。
注意※本ランキングは筆者の独断と偏見に基づいた、まったく根拠のないものです。その点ご了承ください。
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